警報機が感知すると電話回線を利用して予め登録した相手先に予めデジタル録音したメッセージで通報します。吹き替え可能です。

自動電話通報機BBee110

自動電話通報装置BBee110

 

ワイヤレスセキュリティシステム警報機からの指示を受けて、予め登録された電話番号へ緊急自動通報を行います。

 

一般の外線固定電話回線専用の自動通報装置。 警報機が感知すると電話回線を利用して予め登録した相手先に予めデジタル録音したメッセージで通報します。吹き替え可能です。発信先電話番号のメモリー機能。第三者に防犯センサーの作動を自動連絡する際に使用します。

 

事務所や店舗に既に敷設されている固定電話回線に接続して、警戒モード中に防犯センサー、火災センサーなどが感知した際、予め登録された携帯電話などの電話番号へ異常事態を報せるアナウンスを流すオプション機器です。
機械が内部のメモリに登録された電話番号へ自動的に電話をかけます。通報先電話番号は最大で5箇所まで設定できます。

 

 

既にお持ちの電話を一次的に使って通報する仕組みです。 専用の電話回線は必要ありません。
※1先に報せる度に10円程度(固定電話へ通報する場合)の電話料がかかる運用イメージとなります。

 

ISDN回線、ADSL回線、NTT光電話にも対応。通報先はご自分で簡単に登録できます。携帯電話への通報も可能です。

 

電源ケーブル1m付属。
電源はAC100V。(家庭用コンセント)

 

ご注意
本製品は外線電話専用になっております。ビジネスホン、内線電話、PBX交換機、ホームテレホンの入った電話には接続できません。

 

自動電話通報機BBee110

 

 

自動電話通報機の緊急電話通報の電話料金の目安

電話通報を行う際に既に建物に敷設されている固定回線(アナログ回線、ISDN回線、ADSL回線、光電話回線)などを、 通報するときだけ一時的に利用して緊急連絡を行います。本製品専用の固定電話回線は必要ありません。

 

電話動作がスタートすると、既設の電話回線を使って登録された電話番号を自動的に呼び出しし、相手先が電話に出ると音声アナウンスが流れてきます。 1先へ通報を行う度に1回10円程度の電話料金を使って、機械が自動的に電話をかける運用イメージとなります。 通話料金は全て電話会社からの電話料金請求となります。

 

電話料金は電話環境(通報する側と通報を受ける側の電話環境)により変わります。
電話料金の目安(2016年7月現在) 
電話料金プランは電話会社によって変わります。詳しくはそれぞれの電話会社にご確認をお願い申し上げます。
NTT固定電話(電話通報機を接続-発信側) → NTT固定電話へ通報する場合(税抜き)平日昼間 3分間10円
NTT固定電話(電話通報機を接続-発信側) → au携帯電話に通報する場合(税抜き)平日昼間 3分間90円
NTT固定電話(電話通報機を接続-発信側) → ソフトバンク携帯電話に通報する場合(税抜き)平日昼間 約15秒 11円

 

※ご注意
本製品が緊急通報を行う際に通報機が接続された電話回線が使用中の場合は話中になるため緊急通報を行う事はできません。
相手先が電話に出ないと電話料金はかかりません。留守番電話に回った場合は電話料金がかかります。
電気料金は1ヶ月100円程度です。

 

BBee110通報動作の例

通報先番号の登録−5箇所登録してある場合。
1番.09011111111
2番.09022222222
3番.09033333333
4番.09044444444
5番.03555555555

 

接点(1〜4)毎にメッセージ内容を吹き替えることができます。
さらに、接点毎に通報先を5つの中から選択することができます。

 

以下 設定の例。音声アナウンスは出荷状態のまま。

 

接点1(有線信号1)に信号入力があった場合。
通報先2箇所 1番:09011111111 → 3番:09033333333。
流れるメッセージ @侵入発生、A至急確認してください。

 

接点2(有線信号2) に信号入力があった場合。
通報先3箇所 1番:09011111111 →3番:09033333333 →5番:03555555555。
流れるメッセージ @火災発生、A至急確認してください。

 

接点3(有線信号3)に信号入力があった場合。
通報先2箇所 4番:09044444444 → 5番:03555555555。
流れるメッセージ @非常警報、A至急確認してください。

 

接点4(有線信号4)に信号入力があった場合。
通報先2箇所 3番:09033333333 → 1番:09011111111。
流れるメッセージ @緊急警報、A至急確認してください。

 

※通報順番を変更することもできます。

 

※接点1〜4のを吹き替えることもできます。
接点信号1の入力 音声パート@”侵入発生”→”接点1”へ吹き替えする→ ”接点1 至急確認してください”の音声アナウンスが流れます。
接点信号2の入力 音声パート@”火災発生”→”接点2”へ吹き替えする→ ”接点2 至急確認してください”の音声アナウンスが流れます。
接点信号3の入力 音声パート@”非常警報”→”接点3”へ吹き替えする→ ”接点3 至急確認してください”の音声アナウンスが流れます。
接点信号4の入力 音声パート@”緊急警報”→”接点4”へ吹き替えする→ ”接点4 至急確認してください”の音声アナウンスが流れます。

 

 

異常通報を受けた人は、次の通報を停止することができます。
通報を受けて、次の通報先並びにリダイアルを停止することができます。
アナウンスを聞き終えてから、#を2回押すと通報が停止します。

BBee110からの通報時に流される音声アナウンス

音声メッセージ録音時間:約6秒間
音声通報メッセージは以下の3つのメモリーに分けて登録されています。

 

@ ○○○○ 2秒間
A △△△△ 2秒間
B □□□□ 2秒間

 

通報メッセージは、@ABの連続したフレーズで流れます。(合計約6秒間)

 

@ABは別々に音声のお客様で吹き替えができます。
※ABは接点1〜接点4まで共通の音声アナウンスです。

 

 

出荷の際に登録されている音声アナウンス。
接点1 @”侵入発生” A ”無音” B”至急確認してください”
接点2 @”火災発生” A”無音” B”至急確認してください”
接点3 @”非常警報” A ”無音” B”至急確認してください”
接点4 @”緊急警報” A ”無音” B”至急確認してください”

 

 

出荷時の初期設定
接点1の警報アナウンス→ @侵入警報(約2秒間)、A無音(約2秒間)、B至急確認してください(約2秒間)
『侵入警報  至急確認してください』と流れてきます。

 

 

(音声アナウンスの吹き替え例1)
接点1の
@”侵入発生”を”接点1”に吹き替えます。
接点1の出荷時のメッセージが以下のように変わります。
『侵入発生 至急確認してください』 → 『接点1 至急確認してください』

ワイヤレスセキュリティシステム警報機と電話回線との接続イメージ図

ワイヤレスセキュリティシステム警報機本体とご自宅の電話回線の接続口の間に設置するイメージとなります。

 

ワイヤレスセキュリティシステム警報機本体と接続する接続用リード線1本付属
ワイヤレスセキュリティシステム警報機本体と接続する接続用リード線1本付属。

 

ワイヤレスセキュリティシステム警報機本体との接続写真
ワイヤレスセキュリティシステム警報機本体との接続写真。

 

 

一般公衆電話回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図
一般公衆電話回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

一般公衆電話回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

 

ISDN回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図
ISDN回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

ISDN回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

 

ADSL回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図
ADSL回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

ADSL回線とBBee110の繋ぎ方のイメージ図

 

 

BBee110の内部写真
BBee110の内部写真

 

電話通報機へつなぐモジュラーケーブル
電話通報機へつなぐモジュラーケーブル

質問と回答

1.電話通報機と電話接続口の場所が離れている場合は?
電話通報機には警報機本体と接続するケーブル1mが付属しております。長さが不足して電話口に届かない場合は、電話口からモジュラーケーブルを伸ばして電話通報機まで引くことをおすすめします。

 

2.NTT光回線に変更しますが問題ないでしょうか?
光電話にはIP電話専用の電話機しか利用できない種類の電話回線がございますのでご確認をいただければと存じます。
IP電話専用の電話契約ですと、電話線に流れる信号の種類が異なりますので従来の電話機や当システムの電話通報機では発信することができなくなります。
一般的なアナログ式の電話機(現在御利用の電話機)をそのまま差し込んで御利用いただける電話回線でしたら問題はないと思います。

 

3.交換機(PBX)を介した電話線を使う方法はありませんか?
交換機(PBX)を通した内線電話は一般の外線電話と信号が異なりますのでBBee110電話通報機は使用することはできません。また、内線電話番号へ自電話通報装置Bee110から緊急通報を送ることもできません。
交換機に接続する手前(電柱〜交換機の間)で電話回線を分岐して 自動電話通報機を接続することができれば通報は可能だと思います。
もしくは、ファックス番号など、何か別の電話番号で交換機を通さずに外線のまま構内に引き込まれている電話回線がございませんでしょうか?もしあればこちらの電話回線の方でご利用いただけると思うのですが.....。

 

4.電話に出れなかった場合はその人で通報は停止するのですか?
通報を受けた人が電話に出ることができなくても、次の登録された電話番号へ順番に電話コールを行います。 携帯電話で通報を受ける場合、留守番電話機能や着信履歴が残るように設定をされることをおすすめします。

 

5.自動電話通報機の電源を抜くと電話番号は消えますか?
緊急通報先の電話番号はメイン警報機や通報装置の電源を抜いた後、バッテリを交換した後でも消えません。

自動電話通報機BBee110の設定の流れ。

1.電話通報機BBee110通報機を電話回線に接続します。
電話線から電話機を外し、通報機だけを電話線につながった状態にします。

 

2.登録モードに入ります。
携帯電話からBBee110へ電話をかけて登録モードに入ります。

 

3.通報先の電話番号を通報機に登録します。
緊急事態を連絡する電話番号を通報機のメモリに登録します。

 

4.必要に応じて通報メッセージを吹き替えします。
吹き替えをした後は実際に通報動作を行ってメッセージを確認してください。

 

6.接続電話回線(BBee110が接続される電話回線)の種別の選択設定 
BBee110を設置する電話回線に合わせてトーン回線もしくはプッシュ回線を選択設定します。
※この種別があっていないと通報できません。

 

7.暗証番号の変更と登録モードの終了。
第三者が通報機の設定を変更することができないようにします。

 

8.電話通報テストを行います。

 

9.設定作業が全て終わったら電話機を元に戻します。
通報動作が確認できたら、元々の電話機とBBee110通報機の両方を電話線に接続します。電話機も普段通り通話、FAXができるかを確認してください。

自動電話通報機BBee110の登録モードの入り方

電話通報機BBee110が接続されている固定電話番号に携帯電話やスマートホンから電話をかけます。
携帯電話やスマートホンのキー操作で通報先、タイマー時間などの各種設定を行います。
ハンズフリーにして入力すると音や入力文字の正誤を液晶画面で確認出来るので便利です。
自動電話通報機BBee110の登録モードの入り方

 

電話通報機BBee110が接続されている固定電話番号に携帯電話やスマートホンから電話をかけます。
携帯電話やスマートホンのキー操作で通報先、タイマー時間などの各種設定を行います。
ハンズフリーにして入力すると音や入力文字の正誤を液晶画面で確認出来るので便利です。

 

登録モードへの入り方
登録モードに入る時はBBee110だけが電話回線に繋がっている状態で行ってください。電話の留守番電話機能、転送機能、FAXを一次止めてください。

 

以下
BBee110が接続されている電話番号が111−1111−1111の場合の操作例です。

 

@携帯電話から電話をかけます。
111−1111−1111番へ

 

A携帯電話からBBee110通報機が接続されている電話番号へ電話をかけると、携帯電話の受話器から呼び出し音 ?トゥルルル音(約60秒)? が聞こえます。60秒間経過後、『モデムモード』というアナウンスが携帯電話に流れてきます。

 

B『モデムモード』のアナウンスが流れたら、掛けた携帯電話機のキー操作で暗証番号 初期値=1234、を♯で挟んで、♯1234♯と入力します。
ハンズフリーの携帯電話のボタンでキー操作を行うと、受話器からピッ・ピッツと押したボタンに対応した音が聞こえてきます。
音を確認しながらキー入力操作を行うと、より正確な入力操作をすることができます。

 

 

C暗証番号が一致すると『登録モード』と音声メッセージが携帯電話機に流れてきます。
これで登録モードに入りました。続けて通報先などの設定を行うことができます。

 

D登録モードの終了方法  
##を押します。 正しく登録が終了した場合の##は電話が自動的に切れます。
電話が自動的に切れない場合でも、そのままにしておくと約1分後に登録モードが自動的に終了します。

通報先の電話番号を登録します。

異常が起きた時の電話番号をシステム本体に登録する。

 

例えば、携帯電話通報先 090−1234−5678 を第1通報先に設定する場合
登録モードに入ってから、 
#042#1#09012345678#
と入力すると電話番号が登録されます。

 

 

接続電話回線(BBee110が接続される電話回線)の種別の選択設定
安否通報機が接続されるご自宅の電話の種別を登録します。出荷時はトーン式(プッシュ式)に設定されています。トーン式の場合は設定変更の必要はありません。

 

 

初期設定値の変更方法。
安否システムを接続したご自宅の電話回線の種別の選択、設定してください。トーン式もしくはダイアル式。
※電話通報が入ってこない場合の多くは電話の種別があっていないことが原因です。

 

 

電話通報テストを行います。
電話通報機BBee110を警報機に接続する前に、電話通報機単体で電話がかかってくるかどうかを確認します。
登録モードを終了します。BBee110から出ている2本のリード線を接触させると、電話通報機BBee110単体で電話通報動作が作動します。
登録された電話番号へ正常に電話がかかり、アナウンスが流れれば登録作業は完了しています。

 

 

設定作業が全て終わったら電話機を元に戻します。
設定作業が全て終わったら、電話機を元に戻して接続します。留守番電話機能、転送機能なども元に戻してください。電話機が正常に通話(発信、着信)、FAXができるかどうか確認してください。